子育てや不登校・ひきこもりなど、誰にも相談できず悩みを抱えていませんか?
身近なところで自分の思いや悩みを話せる場が持てたら、何かが変わるかもしれません。
子育て支援事業では育児に関する講座やセミナーのほか、子育て相談、行政等への提言などを行っています。
また、比較的軽度の不登校やひきこもりの子どもや若者、その保護者を対象にした支援に取り組んでいます。
保育士・看護師・精神保健福祉士などの資格を持った育児経験者のスタッフを中心に、子育て中の方、障がい者・児の保護者、“孫育て”中など子どもに関わるすべての方、本人に寄り添った支援を行います。
不登校・ひきこもりの方の居場所づくり・相談・支援(受託事業)
「あなたと共に考え、あなたがやりたいことを見つけられるように応援していきたい…」。
『かごしま子ども・若者相談支援センター』からの助成を受け、不登校やひきこもりの状態にある方の居場所づくり・相談支援事業を行っています。
本人や保護者の方に寄り添いながら、家から出るきっかけづくり、できることを一緒に見つけるお手伝いをいたします。
■学習支援
*不登校の方や保護者の方が対象です。
- 【相談内容】
- 「学校に行けない」「学力への不安」「人と関わるのが苦手」など
- 【支援内容】
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- 算数、国語、英語の教科の中でやりたい科目のプリント学習を中心にした学習支援
- 通信学習の課題のお手伝い
- 野外活動や調理などの体験学習…など
■就労支援
*ひきこもっている方やご家族の方が対象です。
- 【相談内容】
- 「学校に行けない」「学力への不安」「人と関わるのが苦手」など
- 【支援内容】
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- 観光地などで販売される商品作り
- 成功体験を重ねながら、社会とのつながりを感じ、日常生活のリズムを整えるお手伝い…など
講座・セミナー・研修・講演会
行政や社会福祉協議会から委託を受けて、乳幼児の保護者を対象にした講座で、「子育ての楽しさ」や「子どもの未来・親の生き方」などをテーマに、講師を務めます。
育児の悩みや不安を語り合うほか、パートナーシップや人との距離感、人間関係などについても学びます。
- 【主な活動例】
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鹿児島市生涯学習プラザ
- 『すこやかベビーママ友講座』
- 『子育てパパ・ママのリフレッシュタイム』
- 【テーマ例】
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- 「子どもの発達段階の特性とそれぞれの時期における親の役割」
- 「子どもと一緒に遊ぼう!」絵本編/編簡単手作りおもちゃ編/運動編
- 「育児の不安や悩みとの向き合い方」
- 「乳幼児におけるしつけや親の接し方」
- 「自己肯定感を育む子育て」など
協働・訪問型子育て支援
「協働・訪問型子育て支援」は、ご家庭で保護者と一緒に子育てや家事を行う、新しい形の“親支援”です。
「子どもとの遊び方がわからない」「子どもといると家のことがうまくできない」「近くに知り合いがいなくて寂しい」「公園に子どもと二人では行きづらい」…。
保育資格を持つ育児経験者がご家庭を訪問し、家族、友人のように寄り添いながら悩みを聞き、一緒に育児や家事などを行う支援です。
- 【訪問時間】
- 1回:約2時間
- 【利用料金】
- 1回:2,000円(有料駐車場料金鹿児島市外交通費別途)
- 【支援内容】
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- お子さまと一緒に遊びます
- お子さまの状況に応じた声掛けの仕方をお伝えします
- お子さまの様子を見ながら、体調の整え方をお伝えします
- 子育てと家事を両立するための工夫を一緒に考えます
- 一緒に買い物や公園、子育て広場などに出掛けます
- 保護者の話し相手になって、リラックスのお手伝いをします…など
相談窓口
子育て中の方、これから子育てを始める方など、育児に関するご相談を受け付けています。
「誰に相談していいかわからない」「今さら誰にも聞けない」など、何でもご相談ください。
また、DVに関するご相談も受け付けています。
相談内容については秘密を厳守いたします。相談内容が広範囲にわたる場合は、関係機関など適切な窓口をご紹介します。
まずは電話でお問い合わせください。
子育て相談(要予約)
- 【日時】
- 月~木 17時~18時30分
- 【料金】
- 初回 90分 3,000円/2回目以降 60分 2,000円
- 【相談例】
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- 「初めての出産が不安」
- 「子育てが大変で誰かに話を聞いてほしい」
- 「子どもの発達や発育が気になる」
- 「子どものしつけについて悩んでいる」
- 「子どもが不登園・不登校になってしまった」
- 「パートナーや家族、ママ友のことで悩んでいる」など
DV相談(要予約)
- 【日時】
- 毎月第2水曜日 13時~/14時~
- 【料金】
- 60分 2,000円
- 【相談例】
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- 「パートナーとの接し方が分からない」
- 「パートナーからの暴力に悩んでいる」
- 「SNSなどで誹謗中傷された」など
はじめて絵本プロジェクト
乳幼児期は子どもの情緒を伸ばす大切な時期です。
赤ちゃんは言葉を話せなくても、親や他者からの語りかけや、絵本の読み聞かせなどを通して、見たことのない色や形、声、音に触れることで脳が刺激され、感情や感性を豊かにしていきます。
子どもとの触れ合いを育む絵本のチカラ。講座で絵本の読み聞かせや遊び方の情報提供を行うほか、『てのひらえほん パクパク』プロジェクトなどを手掛けています。